As a boy, so the man その2




ガラッ!
ドタドタドタドターッ!
「お、来たみたいだな」
のんびりと縁側でひなたぼっこを決め込んでいたゲンマだったが、玄関から聞こえてくる慌しい足音にニヤリと笑って起き上がった。
「ゲンマーッ!!」
「よぉ、
笑いながらヒラヒラと手を振るゲンマの頭を、はベシッと思いっきり叩いた。
「痛ぇっ!」
「い、痛いじゃないわよっ!な、何勝手にお母さんにあんな事言ってんのよっ?!」
恥ずかしいやら腹が立つやら・・・は真っ赤な顔で叫んだ。

久しぶりの休日、は実家に帰ってきていた。
友人から旅行みやげの温泉饅頭をもらったのだが、当然ひとりで食べきれるはずもなく、饅頭の包みを持って実家に帰ってきたのである。
「もうあんたって子は・・・水くさいわねぇ」
「へ?」
こしあんよりつぶあんの方が好きなのになぁなどと思いながら、温泉饅頭にかぶりついたに、母親はウキウキしたような様子で言った。
「何のこと?」
「ゲンマくんのことよ」
「ゲンマ?」
イヤなことを思い出した・・・。
キュとの眉間にしわがよった。はつい先ごろ、幼馴染のゲンマに告白されたのである。
子供の頃から仲は良かったし、大人になってからもそれなりに親しい間柄だったのだが、ずっと『弟』だと思っていたゲンマが、自分のことを『女』として見ていたと聞かされ、複雑な心境に陥っているところなのである。
「あんた、ゲンマくんと付き合ってるんだって?」
「はぁっ!?」
ポロリ、と饅頭が転げ落ちた。
「こないだね、挨拶に来てくれたのよ〜!『結婚を前提にお付き合いさせてもらってます』って!
 お母さん、もう嬉しくてねぇ・・・」
「・・・」
あまりの事に言葉もでない・・・。しかし、母は気づくことなく嬉しそうにしゃべり続けた。
「ゲンマくんが義理の息子になるなんてね!すっごく嬉しいわ、お母さんっ!」
これ以上ないというほどニコニコと上機嫌な母――はめまいがした。
「・・・ちょっとお隣へ行ってくる」
隣の家の庭先に洗濯物が干されていたのはチェック済みだ。無意識にゲンマが居るかどうかチェックしてしまっている自分がイヤだった。
「あら、お隣に行くなら、コレ、お茶請けに持っていきなさいよ」
ハイと渡されたのは温泉饅頭が二個。思わず握りつぶしてしまいそうになって、それを堪えるのに苦労した。
「じゃ、ゲンマくんによろしくね
「・・・・・・」


「何が『結婚を前提に・・・』よっ?!あたしがいつゲンマと付き合うって言った?!」
「なんでだよ?別に何の障害もねーだろうが」
「そういう問題じゃないっ」
のほほんと答えるゲンマにますます腹が立ってきたのか、はゲンマの髪をクシャクシャにする。
「うわっ!何すんだよ」
「うるさーいっ!」
ポカポカ殴られても全く痛みはないのだが、の怒り方が子供の頃と変わっておらず、ゲンマは思わず笑みをもらしていた。
「何笑ってんのよっ!」
ゲンマがニヤニヤしていると思ったらしい。はますます真っ赤になって怒り出した。
「落ち着けよ」
「これが落ち着いていられますかっての!」
「それ饅頭だろ?茶、淹れてくる」
ヒョイと軽く攻撃を交わし、ゲンマはスタスタと台所へ行ってしまった。あっさりと逃げられたは、悔しくて思わずくちびるを噛んだ。
いったい何考えてるのよ・・・!
は頭を抱えていた。母親にはゲンマのお陰ですっかり誤解されてしまっている。ゲンマのことを昔から気に入っていたし、誤解が解けたとしてもゲンマとは付き合わないなどと言ったら、どんな目にあわされるか・・・。考えただけでゾッとする。
「ほらよ」
ものすご〜く憂鬱な気分に陥っていたに差し出されたのはミルクたっぷりのカフェオレだった。
「あんこにカフェオレなの?」
「抹茶といきたいところだが、あいにく切らしてるんでな」
「嘘つき。抹茶なんかないクセに」
熱々のカフェオレをふぅふぅと冷ましながらは言った。ゲンマは笑いながら、饅頭に手を伸ばした。
「苦いのはコーヒーでも一緒だろ?用にカフェオレにしたんだぜ」
ゲンマのカップになみなみと注がれているのはブラックコーヒーだった。
「あ、意外と合うかも」
「だろ?」
しばらくはもぐもぐと饅頭をほおばっていただったが、ある事に気づいたらしい。
「・・・そうよっ!あたしは饅頭を食べに来たワケじゃないのよっ」
「ちっ、思い出したのか」
ペシッ!
「思い出すわよっ!いったい何考えてんのよ、ゲンマは?!」
「うーん・・・成り行き?」
「成り行きって何よ?その上、なんで疑問形?!」
「おばさんがさ、お前の見合い相手探すって言うからさ・・・」
「み、見合い?!」
は深い深いため息をついた・・・。
「だから、つい、俺と付き合ってるって言っちまったんだよなー」
しれっと言うゲンマに、はさらに脱力感を覚えた。そんなの様子を見て、ゲンマが静かに言った。
「・・・おまえはさ・・・」
「え?」
「・・・おまえは俺のこと、どう思ってる?」
「・・・・・・」
は思わずうつむいてしまった。ゲンマの顔を正面から見る勇気がなかったのだ。
「・・・なら、俺のこと、嫌いか?」
「っ!?き、嫌いなわけないじゃないっ」
パッと顔を上げると、ゲンマがまっすぐにこちらを見ていた。は自分の頬が赤くなっていくのがわかった。
「ゲンマのことは・・・好き・・・だよ・・・。けど・・・」
「けど?」
「・・・ゲンマの言う『好き』とあたしの『好き』が・・・同じ意味かどうか・・・わからないの」
「そうか・・・」
ゲンマはふっと柔らかな笑みを浮かべると、の頭をポンポンとたたいた。
「悪かったな、おまえを追い詰めるつもりじゃなかったんだ」
「ゲンマ・・・」
ポツリポツリとだったけれど、が一生懸命に自分の気持ちを説明しようとしてくれているのが、ゲンマにはよくわかった。
今まで待ったのだ。今更慌てて、を失いたくなかった。
「急に言われたって驚くよな・・・。俺、しばらく里を離れるんだ。だから・・・」
「だから?」
「・・・帰ってきたら、返事を聞かせて欲しい」
「うん・・・」


「・・・ハァ」
会社の昼休み、は昼食のお弁当を食べるために、ひとりで公園へときていた。
ベンチに座ってお弁当の包みをひろげたのだが、いっこうに箸はすすんでいなかった。
――ゲンマと別れてから、一週間余りが過ぎていた。
あの日から、はため息をついてばかりいた。会社の同僚たちからも心配されているのはわかっているのだが、ついついため息がでてしまうのだ。
ゲンマのことを嫌いかと聞かれれば、間髪いれずに否定できる。なら好きかと聞かれると、は答えに迷ってしまう。
ゲンマのことは間違いなく『好きだ』と言える。けれど、その『好き』の種類が問題なのだ。
親しい友人に相談してみたのだが、
「そういうのは頭で考えてもダメなんじゃないの?」
とあっさり言われてしまった。けれど、はついつい頭で考えてしまうのだ。考えれば考えるほど、さらに自分の気持ちがわからなくなる・・・。
「どうしたらいいのか、全然わかんないよ・・・」
そして、はため息をつくのだった。
ーっ!」
「え?」
突然名を呼ばれて顔をあげると、向こうから歩いてくるのはの母だった。
「お母さん、どうしたの?こんなところで・・・」
「会社へ行ったら、ここだって言うから来たんだよ」
「どうしたの?何かあった?」
母が会社へ訪ねてくることなど今まで一度もなかった。何かあったのかと、ヒヤリとする。
「あのね、ゲンマくんのことなんだけど・・・まだ帰ってこないのよ」
「ゲンマが?」
「こないだ、任務に行く前に会ったのよ。しばらく留守にするからって、知らせにきてくれて。
 いつ帰ってくるのか聞いたら、四日後って言ってたんだけど・・・」
「四日後・・・って、あれから一週間は経って・・・」
の顔はみるみる青ざめていった。血の気が引いていくのが自分でもわかった。
「・・・大丈夫かい、?」
母の声が遠かった。
「行かなくちゃ・・・」
「え?何だって?」
「ごめん!悪いけど、早退するって言っといて!」
?あ、ちょっと!」
は何もかも放り出したまま、走り出した。


「だから、教えられないんですってば!」
「さっきから何回もお願いしてるじゃないですか!心配でたまらなくて・・・!」
が駆けつけたのは任務受付所だった。ゲンマがどんな任務についていて、どうなっているのか確かめるためだ。
ところが、である。
「心配で心配で、どうにかなりそうなんです・・・っ」
この受付の中忍の頑固なことといったら・・・。受付にいる人間の中でも優しそうな雰囲気の中忍に声をかけて聞いてみたのだが、『機密にかかわることですので』との一点張り。ゲンマが心配でたまらないも負けずに何度も聞くのだが、一向に答えてはくれない。
「だって、あたし・・・まだ答えて・・・ない・・・のに・・・・・・」
「え?あ、あのっ?」
の瞳にじわりと涙が浮かんだ。
「・・・あたし、ちゃんと答えてないのに・・・っ」
堰を切ったように涙が溢れる。まわりに大勢の人間がいて、皆がこちらを見ていた。頭のどこかでは『子供みたいに泣いて恥ずかしい』と思っている冷めた自分もいるのだが、いったん溢れだした涙は止めようがなかった。
・・・バカだ、あたし。
いつかこんな日が来るんじゃないかと、心のどこかで怖がっていた。いつか帰ってこなくなるかもしれない人を好きになりたくなかった。
だから、無意識のうちに、ゲンマを好きになってはいけないと思っていた。でも、本当は、本当は・・・。
「・・・ゲンマ・・・ゲンマッ・・・」
は崩れ落ちるようにその場に座り込んでしまった。周囲の人間が何事かとを見つめていた。
「なにやってんだ、おまえ?」
座り込んだの前に黒い影が落ちた。
「・・・・・・?」
「うわっ!?おまえ、何泣いてんだよ?」
が恐る恐る顔をあげると、そこに居たのは自分の前にひざをついて、心配そうに覗き込んでいるゲンマだった。
「おい、どうした?なんかあったのか?!」
泣きすぎたせいか、声がでなかった。けれど、身体は勝手に動いて、ゲンマにすがりつくように抱きついていた。
「ちょ・・・っ!?おい、?!」
いきなり抱きつかれてもバランスを崩さず倒れなかったのはさすがという言うべきか。はしゃくりあげるように泣いているばかりで、一向に要領を得ない。
「その方、不知火特別上忍のお知り合いの方ですか?」
「ああ、まあな」
を抱きかかえて床に座り込んだままのゲンマに声をかけてきたのは、受付所の中忍だった。
「任務の内容と帰還予定を教えろ、としつこく聞かれまして・・・」
そうか、とゲンマは答えた。
「ほら、落ち着けよ」
泣きじゃくっているの背中を、子供にするようにポンポンと叩いてやる。
「大丈夫、大丈夫だから・・・な?」
どうしてだか理由はわからないが、ゲンマのことが心配になってこんな所までやってきたのだろう。どんな任務についているのかは機密事項だから教えてもらえずに、半ばパニック状態に陥ってしまったのだろうと思われた。
こんなふうに泣きじゃくるをいままで見たことはなかった・・・。
子供の頃もは泣き虫ではなかったし、いつもニコニコと笑っている記憶しかなった。
「俺はちゃんとここに居るだろ?ん?」
を落ち着かせるかのように、ゆっくりと優しい声で囁く。
「ゲンマ〜、女のコ、泣かしちゃ駄目デショ」
「だな」
「ちょ・・・っ?!俺が泣かしたわけじゃありませんよ!」
「ふーん。どうだかねぇ〜?」
ニヤニヤしながらゲンマを見ているのは、上忍のカカシとアスマだ。今回の任務はこの二人と一緒だったのだ。
厄介なのに見つかったなぁというのがゲンマの本音だ。アスマはともかく、カカシはこれをネタにからかってくるに違いない。
「ま、報告書はオレたちが書いておくからさ、今日はもう帰ってイイよ〜」
「え?でも・・・」
「コイツがこんなこと言うなんて滅多にねえぞ、ゲンマ。そのお嬢ちゃんを連れて、さっさと帰りやがれ」
「・・・すみません。じゃ、お言葉に甘えて」
「あ、ひとつ貸しだからね〜」
わかりましたと苦笑いしながら、ゲンマはを抱き上げた。二人に軽く一礼すると、ゲンマとの姿は掻き消えた。
ククッとカカシは楽しげな笑みをもらした。
「アイツでもあんな顔するんだね〜」
「そうだな。いつも冷静沈着を絵に描いたような野郎なのにな」
「じゃ、報告書でも書くとしますか」
「ゲンマの分はお前が書けよ」
「えー?なんだよ、手伝ってくれないの?」
「お前が書くって言ったんだろ」
「ちぇー!」
文句を言い合いながらも、どこか楽しげな二人だった。
――自分を待つ誰かが居る。
それがどんなに幸せなことか、二人はよく知っていた。
「さっきのコ、ゲンマの彼女かなー?」
「さぁな」
「さぁなって・・・。もうちょっと話に乗ってくれてもいいデショ、アスマちゃん」
「ちゃん呼ぶな!ゲンマの奢りで飲みに行ったときに聞きだせばいいだろ」
「あ、それいいアイデアだね〜
楽しみ楽しみ〜♪と鼻歌まじりで歩いていくカカシの後姿を見やって、ゲンマがほんのちょっと気の毒に思えたアスマだった。


が連れてこられたのはゲンマの家だった。
「よいしょっと」
ずっと抱きかかえたままだったを、居間の和室でようやく降ろした。はずっとグズグズと泣き続けたままだ。
「これ飲んで、ちょっと待っとけ。すぐ戻ってくるから」
ゲンマが持ってきたのは大きな湯のみだった。温かな玄米茶のよい香りが漂ってくる。
「大丈夫だな?」
はコクコクと無言で頷いた。ゲンマがどこかへ行ってしまうと、は強張った両手を伸ばして、熱い湯のみを手のひらで包んだ。
「・・・」
じんわりと伝わってくる熱が、冷えた指先を温めてくれた。
・・・よかった。生きてた。
ようやく止まりかけていた涙が再びじわりと溢れてきた。慌てて手で拭う。きっと自分はいま、とても酷い顔をしているだろう。泣きすぎて目は腫れぼったくなっているし、鼻だってきっと真っ赤になっている。化粧も剥げてしまっているに違いない。
落ち着いてみると、一気に現実が戻ってくる。
「おい、落ち着いたか?」
「っ!?」
シャワーでも浴びてきたのか、髪をガシガシ拭きながらゲンマがやってきた。途端にはとてつもなく恥ずかしくなって、うつむいてしまった。
「おい?」
ゲンマはの隣に腰を降ろすと、の座っている座布団の隅をつまんでグイと回転させる。
「聞こえてるんだろ?」
強引に身体の向きを変えられて、ゲンマと真正面から向き合うことになったのだが、とてもじゃないが顔を上げられない。子供みたいに思いっきり泣きじゃくっているところを見られ、しかもゲンマに抱きついたりしたのだ。いまさらなのだが、恥ずかしさがこみあげてくる。
「ちゃんと言わなきゃわかんねーだろ?」
子供を諭すように言われて、は仕方なくポツリポツリと言葉を紡ぎはじめた。
「・・・ゲンマが」
「うん?」
「・・・ゲンマが帰ってこない、ってお母さんが言いにきたの」
「おばさんが?」
「四日後に帰ってくるって言ってたのに、まだ帰ってこないって聞いて・・・」
ゲンマは怪訝そうな顔をしたが、に話を続けさせた。
「それで・・・受付所に行ってみたの・・・」
「で、何にも教えてもらえなかったってワケか」
コクリとが頷くと、ゲンマはふっと柔らかな笑みを浮かべた。
「俺のことが心配だった・・・?」
かあぁぁと頬に血が昇る。
「ガキみてぇに泣いちまうほど心配だったか?」
・・・からかわれてる?!
思わず顔を上げただったが、意外にも目の当たりにしたのはゲンマの照れくさそうな優しげな笑顔だった。
ぽかんとした顔で見つめられて恥ずかしくなったのか、ゲンマはプイと横を向いてしまった。
「見てんじゃねぇよ」
グイと腕を引かれ、ゲンマの胸に倒れこむようにして抱きしめられた。さっきは自分から抱きついたくせに、今は恥ずかしくて仕方がない。逃れようとしてみても、その意外に逞しい腕は緩められることがなかった。
「・・・なぁ・・・こないだの答え、いま聞いてもいいか?」
「!」
ビクリとの身体が震えた。
・・・やっぱりダメか。
に気づかれないように小さなため息をついて、ゲンマはを抱きしめる腕を緩め、その身体を離そうとしたのだが。
?」
はゲンマの着ているシャツの端をつかんでいて、離れようとしなかった。
「・・・・・・して・・・たら」
「ん?何だって?」
「・・・約束して・・・くれたら・・・」
「約束?」
「――絶対に帰ってくる、って」
・・・」
うつむいていての表情は見えないが、シャツをつかむ手が小さく震えているのはわかった。
「約束してくれたら、そうしたら・・・ゲンマのこと、待っててあげる・・・」
「約束する」
「っ!?そんな簡単に・・・っ!」
パッと顔をあげたに、ゲンマはクスリと笑ってみせた。
「お前が待っててくれるんなら、俺は帰ってこれるよ」
「でも・・・!」
「バーカ。俺がお前に嘘ついたことあったか?」
「・・・ない」
「だろ?」
自分でも気づかないうちに、好きだったのだと思う。いや、気づかないようにしていたのか・・・。
ゲンマに抱き寄せられても、はおとなしくされるがままになっていた。くたりと自分に寄りかかってくる重みさえも愛しいとゲンマは思った。
柔らかなその髪にそっとくちづけて、ゲンマは耳元で囁いた。
「・・・なぁ、いい事教えてやろうか?」
「なぁに・・・?」
ゲンマの広い胸に抱かれながらゆったりと髪を梳いてもらって、うっとりと目を閉じていただったが、ゲンマの言葉に目を開けた。
「――俺の帰還予定、四日後じゃなくて八日後だったんだけど」
「なっ?!」
口をパクパクさせているを見て、ゲンマは思いっきり笑ったのだった。




【あとがき】
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします!
特にお正月ネタではないのですが、新年1作目はゲンマ兄さんです。
・・・単に年末に間に合わなかっただけというウワサもありますが(^^;)
チラリとカカシ&アスマが登場しているのは管理人の愛です(笑)
最後、しょうもないオチですみません〜(^^;)

最後まで読んでいただいてありがとうございました。
 2006年1月2日